2024/01/26 13:24

急須の製作過程をご紹介します。
1.始めに握り手や注ぎ口を手鋳込みで作りボディに合うように削って揃えておきます。
2.次にセラミック茶こしは薄く丸い陶板を作り84個の穴を一個づつ空けています。

3.次はボディです。機械ろくろで一個づつ作り、少し乾燥したら注ぎ口の穴をあけケガをしないよう角を仕上げます。
4.次にボディの縁の部分も丸く仕上やっと準備ができ、茶こし、持ちて、注ぎ口を順に接着します。



5.ゆっくりと乾燥させ、やっと仕上の水拭きです(急須の全体をスポンジでやさしく拭く)
6.次は蓋です。ボディと同じように機械ロクロで作り乾燥したら空気抜きの穴をあけボディのヤエン(蓋がかぶさる所)を㎜単位で大きさを合わせて一個一個削ります。
7.次にギボシ(蓋のつまみ)の所を削り揃えます。
これでやっと急須の生地が出来上がります。急須には多くの過程があり、これだけの手間をかけて生産しております。